ベルエポック期の指輪にカルティエのジュエリーボックスを合わせて。実は、こちらの指輪は鳩山郁子先生の出版記念展《羽ばたき Ein Märchen》に出品し完売しましたネックレス・ブレスレットと同シリーズのものです。それぞれバラ売りと致しましたが、元々はこれら3点が合わせられて、Bal-舞踏会へ出かけるマドモワゼルの美しき装いとなっていたことでしょう。完売のネックレスとブレスレットは菫色で、指輪だけ朽ちたボルドー色だったのですが、菫色×朽ちたボルドー色、退廃的で優美なお色合わせだなあと思いました。指輪と同系色のジュエリーボックスは、以前クリニャンクールで仕入れたものなのですが、カルティエものというのがやっぱり嬉しいポイントです。